内視鏡治療について
2019.10.01
内視鏡検査中に万一ポリープが見つかった際には、必要に応じて切除術を同時に施行致します。大腸ポリープ(腺腫)は大腸がんとの関連があり、ある程度の大きさになった場合切除が望まれます。当院でも日帰りの内視鏡的大腸ポリープ切除術を行っています。ただし、入院設備がありませんので、危険性などを考慮し一定の基準にあてはまるものだけを行わせていただいております。内視鏡的大腸ポリープ切除術はあくまで手術ですので100%安全なものではありません。危険性としては出血、穿孔(腸に穴があく)等の偶発症が考えられます。これまで大腸内視鏡検査を行い、2000例に近いポリープ切除を行っておりますが、穿孔の経験はありません。出血はごく稀に認められますが、切除後に予防的にクリッピングにより極力出血の可能性を減らすよう努めております。
万一入院での処置が必要なポリープ等が見つかった際には、非常勤医として内視鏡処置を行っている提携病院(北里研究所病院)での処置等、責任を持って対処致します。